続・だらだら山歩き

寒風山 西尾根~ オオヤマレンゲに会いに 2020.6月

一般的に裏寒風と言われるとこのルートは差さない…… しかし、これもまた裏寒風ではある。オオヤマレンゲを見たければ通る有名なルート。私は二回目だけれど、以前通ったときはログが拾えておらず、そのリベンジでもある。そうしてまたログが発狂している( ´∀`)



よく人が使う場所なのかホウセンカが咲いている。

キツリフネはここが一番群生している気がする。

こんな感じで。植林地を歩き始めるのだけれど

まぁ尾根の直登であるからして( ´∀`)

たまに岩にも出会う。だいたい巻き道がある。

1203ピーク

笹ヶ峰界隈にはこんな標識石がある。

つかのまの楽な道

 けっこうな傾斜ですね。

シャクナゲが見え始めると第二ラウンド開始である。

シャクナゲ尾根というのはわりとあるけれど、シャクナゲ斜面というのはあまり記憶にない。シャクナゲの咲き誇る年に歩いてみたい気もする。まぁ、シャクナゲだけ見たければ横峰寺が一番堅実か!?(笑

だれかの落とし物?

自然林が混じり始めた

なかなかゲラ類が頑張ったと見られる。ちなみに雨は終始ぽつぽつしている。

一番したのオオヤマレンゲに到着。けっこう疲れた( ´∀`) 以前はここで道を軽く失ったが、よく見たら普通に続いていた。

オオヤマレンゲは茶室の花として珍重されたらしい。確かに大ぶりで静やかである。そしてこのツボミがまた形がいい。

今回はけっこう枯れた花がめだつ。遅かったのかな?

けっこう降り始めてなげやりにドウダンツツジ


笹が出始めて気付く。しまった。めっちゃ足下が濡れる(ノ∀` )

視界の通る場所はそうない。

 伊予富士方面はまったく見えない( ´∀`)

寒風山はまだ見えている。

すごく遠くに白い花。120mm相当のレンズではこんな感じ。肉眼+双眼鏡8倍だとこれがヤマボウシである事が分かる。人間の目って凄い(

上のオオヤマレンゲゾーン。



 縦構図にしたのは珍しい気がする。



写真を撮っているときに、少し離れた1株が1輪だけ付けた花がとても綺麗に見えたのだけれど、多分全ての空気を含めてそう思える奴だろう、と、思ってそちらは撮らず。この後ずっとその花が一番良かったなと思いながら歩いていた。

バイケイソウはなんだろう。痛みやすいからかあまり嬉しくない。

 この子は小さい株ながらいいロケーションに咲いている(




とりあえず頂上。もちろん誰も居ない(

 どちら方面を撮った物だったか、谷筋にガスがたまり始めなにやら幽玄的である。






エントツ山さんの情報を元に縦走路のオオヤマレンゲを確認に行く。あると思って見ていないとついつい見落としかねない。事実、この日一人だけ出会った方(寒風ー笹ヶ峰縦走ピストンだったらしい)はオオヤマレンゲ!?という感じだった。


マイヅルソウはもうちょい咲いているイメージがあるんだけどもう花がない。

 戻ってきた。




裏寒風に降りてみようかと思っていたんだけど、ひどい濡れ鼠で気が萎えたので登山道で降りることにする。

登山道にも1株あったんですね。

桑瀬峠付近で寛永通宝を見つける。まじか!? ちなみにここから下るのは裏寒風ではなく、昔峠道である。もちろん廃道になって久しい。いつか歩いてみたい(


みやまとうひれん? あざみ?

降りてきたわけだけれど、記憶にあるより登山道の緑が元気である。これまで個人に頼った整備だったわけだけど、今後どうなるのか……まぁここは人気の山だからなんとかなるか? 旧寒風山トンネルである。

知り合いに怖いと聞いたんだけどどうなの? と以前聞かれたので、わざわざ撮ってみた。この日はトンネル内にガスも無く、それほど怖くない( それにこのトンネルを作るために使った建物が赤石山荘としてリユースされたと思うと少しだけ親しく感じる。赤石山荘に泊まったことないですけどね!?

視界に何かがよぎったと思ったら、壁面にサワガニである。なにしてるの?


へー 県境またいでいたんだ。

ヤマボウシはしばらくここでしか見ていなかったのだけれど、最近よく目に入る。ヤマボウシも私に認識された様子。




本当は雨が降る前に登り行程を終わらせるつもりだったのだけれど、雨が予想より2時間も早く降り始めましてね(ノ∀` )


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