続・だらだら山歩き

菖蒲峠 東之川 2017.7


絶対藪こぎあるけど、逆に今の時期過ぎるとブトとか虫が酷くなるから藪漕ぎとかやりたくないし
山と高原の地図さんからしたら2時間ぐらいなのでひょっとしたらいい練習歩きコースなのかもしれん。

と、自分をごまかして、菖蒲峠に行ってきました。
いえ、余裕があれば瓶ヶ森にも行きたかったのですけど。



東之川の駐車場から少し登ると、すぐに登場登山口です。
左手にあります。イメージより近すぎてこの次点で私は調査不足におののく( ´д`ll)




綺麗な石段が積まれていて、これはひょっとして穴場コースなのかと(゚∀゚ )


石積みが凄く立派なんです。


まずここまでで1回迷っています(ノ∀` )
ピンクテープに誘われて上がっていくと、迂回路なんていう看板も落ちていて悩みますが。
どうも道の修復は終わっているようです。
一つ前の写真の三方分岐を、歩きやすそうな右手に伸びる道が正解!

そしてここから写真が無いわけです。
道が不安過ぎて、記録を残せなかった(ノ∀` )

これを上がると迂回路の看板再びですが、おそらく巻いたあとの合流点なのでしょう。
その上に倉の様な建物が残っていますが
それを右手に見ながらまっすぐの階段を上ります。
道が一部崩壊していますが、気にせず登ります。
なんとも不安な水平道に出ます。が、藪かもしれません。
通れる程度に藪を突破しましたが、日当たりが非常にいいので次に通る誰かも
藪によって道が閉ざされているかもしれません。
基本、トラバース気味に東へまっすぐです。
まっすぐまっすぐ歩いて行くと、その体感時間は藪化しているかどうかでしょうが、
再びオレンジテープが現れます。


斜面の向きによるのか風が通って気持ちいいです。
しかし気分的には撤退と揺れ動いています( ´∀`)
でも逆に藪化したときに歩いた方が、本当の藪程度が分かっていい面もあるんですよね。
これなんですかね? 面白い葉の付き方。


なんか旧道してていいなーと思っての1枚。
この辺りまでは東之川集落の生活圏だったんだろうなぁ。


他の方のブログやHPに出てくる斜面伐採地にさしかかった箇所。
思ったより藪じゃない?


まぁそんな訳が無い(o゚ω゚o)


伐採地より反対のでかい松? きっと幹は3抱えぐらいのデカイやつ。


これは伐採地跡が切れて人工林に再び帰って行くあたりで遭遇。


まぁまぁ傾斜がきつい道ですなぁ。 あの稜線がきっと


ゴール!


これは高森への道かと思って撮ったんですけど、地図を見返すと違いますね(ノ∀` )
お地蔵さんの隣をやっぱり登るのか???


真新しい看板が滑稽に見える。。。


陰地林道の終点看板ももはやよく見えない。
陰地林道自体も車では上れないだろうという情報ばかりが目に付きますね。
オフロードの2輪とかならどうなんですかね?
あの繁り様じゃぁ寒くならないと無理ですが。


これは瓶に行く方面。
行く気にならないよね!(ノ∀` )


なにやら昔美人(o゚ω゚o)


うん、まぁ帰るよね(ノ∀` )
だってこの道1時間越えて歩くんだぜ?


この日も1600ぐらいからもやがかかって見えず。
だからこっちに来たのもあるんですけどね?


これは降りている途中。伐採地ぐらいから1枚。こんな空模様。


特徴的なピークだったので1枚。しかしなんだろうねぇ?(


散弾薬莢をみつけたので1枚(゚∀゚ )


これ登りでも撮った石段なんですけど。
長年の疑問(1年弱)が氷塊しましたね。
どうしてこんな滑りやすいもので階段をながなが作ったのかと。
日当たりがいいと全然滑りそうにないですね!!!
確かに人が住んでいた頃はこんなに森の中ではないんですよね。
むしろ日当たりがいいからこそ集落が発生したわけで。
廃村になっているからこそ、滑りやすいものが残ってしまったのですね。。。。

そんなこんなな菖蒲峠でした。

やっぱり瓶ヶ森-菖蒲峠が道迷いで通行禁止にされたのが大きいのでしょうね。
ただ誰かが通るべく手を入れた形跡はありました。
ここ数年ぐらいの話し。
だから私も微力ながら歩くことで道を残したいですね。
最初から藪漕ぎは想定にあったんです。なぜなら伐採地があるから。
だから瓶まで行くなら、伐採地と、菖蒲峠から尾根に取り付いたあとの藪の二箇所を想定していました。
しかし現実には、集落内が既にわかり難い、さらに藪化が始まっている。
人工林と自然林が混ざりそうなところはだいたい藪化しつつある。
そういえば新道別れはまったく分かりませんでした。昔は標識が立っていたようですが???
まぁ、何度も歩いて少しずつ自然と闘わないとですね。
上の林道は写真の通りどうしたものかです。高度が低すぎて雪がしっかり降らないと逆に無理なのかも。
ジレンマですね。雪が降る前に道を覚えておきたい、しかし雪が降らないと道がない(ノ∀` )

菖蒲峠はこのあたりだと古道なんですよね。
大保木東之川から李に抜ける峠道。
天ヶ峠とかにも通じる道なわけです。
瓶ヶ森に行きたければ、西之川から名古瀬を抜けて上がるか、東之川から菖蒲を越えて上がるか
の2つが古い道です。
本来は菖蒲から尾根道まで今の林道に平行する様に登山道があったそうですが、林道に削られたり
誰も通らない期間が長ければ自然に帰るでしょう。
陰地林道が現役なら、道も維持されたでしょうに。

さて東之川。
西條誌を紐解いてみても、河口から先の集落は全て秘境扱いな気がしますが(ノ∀` )
西之川が野地鉱山、大森鉱山で賑わったように幾島新道(東之川新道)の先にあった
亀ヶ森鉱山と共に賑わったのが最盛期の様です。
今での痕跡を見ることができるという話しですが、新道自体が閉鎖されていますし。
昭和40年ぐらいまでは道が守られる理由があった、けれども守る人ももう居ない。
という栄枯盛衰。人間が両手で頑張ったぐらいでは自然には勝てないよっていう話しですね。

気持ちの上では撤退なんですけど、たぶんまた歩くと思いますヽ( ^∀^)ノ

そうそう、これで瓶ヶ森に登るアクセスの3方を達成したわけですが、
圧倒的に東之川台ヶ森ルートが歩きやすいと思いますヽ( ^∀^)ノ
ただどこも傾斜はきつめだよ!

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