続・だらだら山歩き

面木山

面木山 8月某日 晴れ

愛媛ゆうゆう山登り
には載っている。
家から比較的近く、かつ短そうなのでチョイス。
ネットで調べるといろいろな方が登っている。

桜三里から滑川方面に入り、集落から脇にそれる。
登り口があるような事だったが見つからず。左手に石碑があり行き過ぎると自販機がある細い道を上る。
神社の上の広いスペースに駐車。少しだけ舗装道を登る。

実はここは既に2回登っている。
1回目は午前の休日出勤を終えて、13時を回って車を止める。
おかしな鳴き声が聞こえるなーと思って準備をしていると、神社の上に猿の一団が。
やつらの鳴き声だったみたい。沢からダッシュして逃げていく狸も目撃。四国は平和だ。

初回は実は登り口が分からなかった。
よく調べていったつもりだったのだけれど、他で紹介されている石垣の間の場所が見当たらなかった。
そして最終的な結論はそれは過去の光景だった。
今は、左手のお手製ジャングルジムの前。垣を壊して車が入れるようにしたらしい、これまたお手製ブランコの間を登る。
初回ではけっこうな時間のロスをしてしまった/(^o^)\
よく見ると角に四電の標識が立ってるんですね。

今回の新装備
二つ目が目玉なので先に、山用シャツ。
これいいよ。今までスポーツ用を使っていたんだけど汗がだくだくになってもべたつきはほとんど感じない。
かなり快適だし気にならなくなるからストレスにならない。
私は、シーズンの終わりが見えてきて半額になっているものを買いました。
普通のTシャツぐらいの価格でなんとかなるし。
まだまだ狙い目ですね! 今のところ泊まりで歩く予定は無いので1枚で私はいいけど( ´∀`)

GPSアプリ
ジオグラフィカ
他にもいろいろあるだろうけど、いくつか触ってみた中ではこれが一番明瞭であった。
まず事前に確認がてら欲しい縮尺の地図を確認しておくとキャッシュされてオフライン環境でも確認できる。
現在位置の表示ももちろんできるし、ログ作成がシンプルで、さらにエクスポートも簡単。
ただエクスポート先をどこに表示させたらブログに使いやすいのかはわからん。
タグ埋め込みとか今更したくないので、ネットで地図に写し、プリントスクリーンして画像加工してあげている。
スマホをお持ちの方は、回線不通のエリアでもGPSとして使えるし、回線がつながるエリアもやろうと思えば
同時に確認できるので便利だと思います。
何より、制限解除する有償購入で2千円程度と、しっかりしたGPSを買うよりは恐ろしくお得。
まずは無償版で試してみたらいいと思う。

こんな荒いログ意味ないわと言われると、初期設定だしバッテリーの事考えてこのままだけどいじれそうですよ?






ログのデータなので違うと言われてもそらそうだとしかいえないけれども参考提示これは二回目に登ったとき
標高988m
歩行距離5.9km
神社裏とりつき409m
累計高度差700mぐらい
私は3時間半ぐらい歩いている。
でも山の中には5時間ぐらいいた。

良くあるとおりの道を通り、西側の尾根筋にテープが誘ってくれるのだが
結論から言うと、この道が良い気がする。
ただし若干不明瞭だった。
元々は郷山に麓の人が詣でていたのがなくなったのだろう。
感じから言って数年前に道を開き直してくれているようだ。
ただ自然に飲み込まれていく過程でテープや印がいろんなところについていてよく分からん。

初回はスタートが遅い上に道に迷って、後から見てみると道なき道を木々をくぐりながら登ったようだ。
人工林を右手にそれっぽい通れるところを登れば行けるようになっている。
逆に、新道として紹介されている人工林の中の道は通っていない。


西側の測量点のあるピークから東に、西日がさしてきたので郷山までで帰った。
郷って、さとであり村であり、ようは集落って事だから我が山って感じなのかな。
城主様と面木山と三ヶ森の三つの祠があり、うち二つには鳥居がしつらえられている。



閑散としながらも木に覆われて何も見えない尾根を登っていると鳥居が見えて幸せ。
これが郷山。

ここからが割と問題で、郷山から面木山山頂までのルートがよくわからん。
漠然と歩いているとそれっぽい道に出るのでいいのだけど、分からん。
ちなみにログは二回目の郷山を経由していないルート。



尾根筋を歩いていると少しだけ展望が開ける。あれはどこだろう?
左手に林道が現れてきて一人の人間の無力をちょっと感じていると岩山が見えてくる。
写真撮れば良かったね。。。
ここを登れば頂上だ。
左手は多分林道作るときにちょっと食われてる。
右手には広い平らなスペースがあって、この辺にお城があったのかと想像を誘う。
どっちから登るのが正解なんだろうね?




三角点ハンターの方には大切なものなのだろうか( ´∀`)



周辺で一番主張している一番分かりやすいもの。
疲れ果ててテープの位置を変える事すら厭う。



大地に帰ろうとしていた標識を発見。
私の山登りで初めておにぎりを食べて帰路に着く。
わかめおにぎりの塩分がたまらん!!!ヽ( ^∀^)ノ

ここから西のピークまで戻ってもう一つの検証。
すなわち新道どーこだ。
自信がないので不自然なテープもあるしこの辺!
と飛び込んでいったのが間違いであった。。。。

そもそもは南への尾根をまっすぐ降りて、新道らしきものがあったらそっちに合流しようと思っていたのだけど
一度間違って谷に下ったからか新道らしき痕跡ははっきりとは見いだせず。
また落ち枝が多いから下手に踏んで顔に枝が飛んできてイライラマックス\(^o^)/

ところどころテープの残骸があったので大きく間違ってはないはず。
あと林業関係者さんの道らしき痕跡もあってわからんすぎる。
最悪尾根を下って、鉄塔を発見できたらそれでもいいやと思った結果そうなったのがログの南下した図である。
小さなエリアで歩いているので大きく間違うはずはないけどわりと不安になった。
ということで、

面木山の現在の歩きやすい登山道は南西からの尾根伝いがたぶんまし。

と注意喚起させて頂く。
けっこう細かくテープがあるんだけど、自信がないと不安を覚える程度にはいろんなところにあるのが問題。

この山は最初から最後までだいたい道なき道を歩いている気がする。踏み跡の薄いという意味で。
楢原山のような使われすぎてえぐれた道もつらいけど、こちらは一転、自然に飲まれつつある道であった。
よく登山本とかで自然を大切に、傷つけてはならない。
って書いてるけど、嘘だと思う。
みんなで使う先達が引いてきた、どこかの誰か持ち主さんが許してくれた道をありがたく使わせてもらおう。
だからゴミとか捨てるのは論外だし、植生を個人の欲で持ち出さないようにしよう。
だいたいテメェゴミ捨てて拾いにいくのが何倍手間なのか自分で想像もできないのかこの○○が。
人に迷惑かけないと生きていけないナルシスト野郎は(以下略)
という事では無いだろうか。

自然がもろいなんて思えない、自然の一部を人が拓いたものがもろいとしか思えない。
私はまだぺーぺーだがそう思う。

じっさい昔は人が住んでいたから道を通したしよく管理もしたけど、人が住まなくなって優先順は
下がるし、必要最低限しかできないんだと調べているとよく思う今日この頃。

この辺りから十二国記は図南の翼を読み直したくなる。
珠晶すごいよ。
図南だけアニメやろうよ。そして新刊待ってます主上。



この山で覚えた事は、時と場合によっては自分用にテープもっていくのも必要だなーという事。
あと、新道捜索にはゲイターが必要だと思う。

このときは道の捜索で必死で自分の歩き方とかあんまり気にできていない。
私が参考にできるタイムもないしなー

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