もう少し晴れが続くかと思ったら、突然の秋雨前線降臨。予定していた山域はガスガスの予想。あそこはガスったら面白さ激減。うーん。天気が良い方が嬉しいのだけれど、高低差の少なそうな縦走路をつぶしましょうか。とうことで、一路井内峠に。
どこでどう区切るか色々考えたんですが、私はピストンですし全行程で5時間程度で区切ることにします。強いて言うなら、ゴールが峠で一番下った所からピストン\(^o^)/
ポイントは左から梅ヶ谷山(ばいがたにやま)、展望地、樽谷山(たるたにやま)、根無山(ねなしやま)、白猪峠(しらいとうげ)
かつては愛媛の秘境林道として一部で人気があったような井内峠への林道を行きます。途中の無名の滝。三脚出してカメラ撮ってる人が居て好きな人はいるなーと思っていたらスマホだった。しかし雨でスマホは明るさ行けるの?
御来光の滝。御来光の滝っていうのは虹のかかる滝ってことで、だいたい南面に向いた滝。
林道脇にあると思えば素晴らしい滝の気がする。
到着井内峠。車中から失礼。
北側にも登山口の案内があるのだけど、トンネルを抜けた南側の方が歩きやすいらしい情報を目にして。
真っ直ぐ明かりが入っているのであんまり怖さはない。井内峠隧道。
これが登山口のはず……整備がめっちゃいい! とはならないのかな(゚∀゚ ) 車が一台止まっていまして反対方向に行く場合もあれば皿ヶ峰から縦走の終わりに設定した可能性もあるので、多分出会わないのだろうなぁと(笑
登山口まわりにはいくつかテープが残置されていてまるでこっから斜面に取り付くかのように見せかけます。9:40
歩いて居たら普通の林道でした\(^o^)/
モミジガサ
倒木が多くて辟易するもののもとは立派な林道。歩きやすいといえば歩きやすい。9:54
さて峠を東に向かうわけです。
雑木林、といってしまえばそれまでですがリョウブとかブナとかナラとかですかねぇ?
ここ数日天気が悪かったので余計でしょうけど、落枝が非常に多い。これ、案外足にはさまったり乗ったら滑ったり向きが悪いと刺さったり良いことが無い。簡単に取れる範囲は避けながらため息をつきながら進みます。
稜線はとても風が強かったです。しかし、大雨の予想で出たのに雨が弱くなってきた。。。 木々の雨だれが落ちてくるので雨具を脱ぐわけにも行かないし。
比較的新しそうなたぬふん。木の実が多いですね。
綺麗な案内板があります。さぁどんなものかなー?
笹が茂って参りました。膝下までの笹をかき分けながらですが道がしっかりあるのでそれほど心配はなく。
比較的大きめのブナも多数混ざっています。
北面が突然ひらけました。何かあったのかな?
腰までの笹藪です。天気が悪いので余計に歩きにくいのですが、それは選んで来たからまぁいいのですけれど…… シンドイ
おもったよりひっそりと反射板です。ということはここが梅ヶ谷山のはずなんですが、山銘板とかないのかな? ときょろきょろ
有りました。しかし「ばいがたにやま」とは音訓そうなった!?みたいな不思議な山名ですね。10:46
ここまでは比較的綺麗だったんですがこのあたり大きな枝がけっこう倒れてきていて歩き難いです。
ブナの実ですかね?
さらにガツガツ高度を失います。これはもう愛媛の縦走の常ですね。ふと見るとこれ、ブナっぽい? 若いブナの林に見えます。なんだか味がある。
腐っているのかとおもう透き通ったキノコです。10cm越えるぐらいのいいサイズ。
もともとの整備区域だということで安心しましょう(゚∀゚ ) 道はしっかりあるんですが笹が顔の高さまで伸び始めてわりとうっとうしいです。天気が悪いから余計にね……
氏食べてみたらツタウルシの幼木かも? 危ない危ない( ´д`ll)
なんかありそうでなにもないピーク(゚∀゚ )
なんか明るくなってきたとおもったら植林地みたいです。あるあるですけど、久万側は植林地として。
最近間引かれたのか木のにおいが強いです。よく見るとすぐ下に林道が。
顔まで飛び出た笹をかきわけかきわけ、もう飽きたよーって感じ…… 雨だと葉に水滴が付いて横に垂れるからこれが全てかは分かりません。というか、私縦走路は天気が悪そうな時に選ぶケースが多いから余計にイメージが悪い。
そろそろ山頂だと思うんだけどなにもないのかな、と、証拠に飛ばしに使ったと思われるワイヤーを見つけたのでパシャリ。
してたら三角点があった
たるたに山山頂。11:39
カシ系なんですかね? 葉っぱを探していないので同定出来ず。
上をみたら良い感じなんですよ?
ホウチャクソウですかねぇ? チゴユリ?
いうてたらなんか、
まさかに日が差す\(^o^)/ 緑がいきいきしてみえて道は変わらないけど楽しい気分になりますね
松山の方まで視界が通っています。ガスが抜けたか
ねなしやま到着。もうちょっとで目的地! 12:04
なんだろー? 後でみたら造林区域の宣言みたいです。
この日一輪だけみつけたハガクネツリフネ
ミヤマノダケ
ここにも新しそうなタヌフンが
ツルリンドウですね。目的地が見えて少し元気が出てきた。
ササユリの実
ツルリンドウの咲いているのもちらほら
白猪峠到着!! 12:20 最後に前回見落としたお地蔵さんを探します。立派そうなんだけどどこだー ひょっとして自然災害で失ったのかー? と思っていると
想像した場所ぐらいなんですが、道の反対に鎮座してなされた。気持ちほど周囲を刈り払いましょうかね。
文化七年 施主 午×××とある。1810年みたいです。
ヤマジノホトトギス。ということで帰りますー
12:52
またガスってきましたー
というか、けっこう多い。
なにカエデ?
これ写真の向きあってます。倒れていました
13:13
帰りもガスガス。雨じゃないだけいいか
ヤマジノホトトギスの実ですかね?
最後の大きな登り返しか、あともうちょい。
ばいがたに山まで戻りました。13:57
とりがめっちゃ飛んでました。ウグイス? あとヤマガラ?
登山口→稜線 15 / 15
梅ヶ谷山 60 / 45
展望地 5 / 5
樽谷山 45 /50
白猪峠 25 / 35
合計 300分 5時間行程
今回の山中時間もだいたいそんな感じ。平均ぐらいですよねー 良かった良かった。
おそらくLOGの取り始めがちょっと変だけどだいたいこんな感じ。井内峠と白猪峠がだいたい同じぐらいと思うとちょっと切ない( ´д`ll) 季節と天気を選べば登山口が1000mと高いので楽しめるような気も、する?
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