続・だらだら山歩き

石鎚と瓶ヶ森 2019.10

今年は紅葉を見に石鎚には登らない。と、なんとなく予定していたんですが、天気の都合でどうせなら石鎚に行こうかと。土小屋で車中泊してどうせなら雲海、日の出と思って夜明け前から出発するもこちらの想定時刻より少し早く明るくなってる( ´∀`)ガスデスケド


登山者が既にお一人。この空模様はひょっとして???

 石鎚の紅葉と言われても経験値が少なく分からない。でもまぁピーク付近なのでは?

 雲海の位置がめっちゃ高い。冷え込みが足りないのか…… でも私の気温計だと今-1度。登りはじめは1度でした。私も当然防寒装備を持ってきていますよ! 確かに霧氷と朝日を狙って足繁く通う方がいるように記憶しております。

 一瞬見えたお山。朝日を浴びて少し赤をまとっています。紅葉関係ないアングルですけどね!?

そしてあっというまにガスの中に戻られます。少し待って日が高くなるけど雲も高くなっており、これは可能性低いかなと天狗岳にお邪魔することとします。

これはツツジ系のなにかでしょうか。めっちゃ赤いです。

カエデ系のなにか。めっちゃ赤いです。風はすごいことになっておりますが。まぁ来たら大体そんな気もします。天気が悪い日の方が良く来ているというのも……

 最初のと同じ系統。そういえばドウダンツツジがこの辺だったような?

やぁ天狗岳だ。

あたりは真っ白なんですけどね。

瓶ヶ森行こうと思ってるんですがどうでしょうねぇ。。。

一瞬日が入りますがあたりのガスは抜けきりません。

これは南先峰。ガスが薄くなっても抜けきってはくれない。これは墓場尾根も行っても意味ないなぁ(゚∀゚ )

天狗から撮った雲海。位置がめっちゃ高い。瓶が基本みえないので1900ぐらいの高さにある雲海と思われる。上がもこもこしていてやっぱり寒さが足りない感じ。

うーん。なにもなさそうだしそろそろ行こうか。

そういえばラピュタ石なんて一部で呼ばれていた突出が無くなっている気がしていたけれど、あそこだったような気がするけど???

面河側も真っ白……ぉ?

ちょっとガスが強すぎてはっきり分からないが、これはブロッケン現象という奴ですね!! 確かに朝日を背にしてるからこっちか。

 これって岩場に赤で石鎚っぽい絵だよなぁとしょーもないな発想で1枚

 ルートから下を見ると赤が凄い! きっと天気が良ければ墓場尾根とかすごい綺麗。この数年で天気が良いタイミングで来たのは1度だしなぁ(

 もどってまた少しお山が晴れないか待つも雲海は高くなるばかり(´・ω・`) 諦めよう。なんだかんだで1時間ぐらい遊んでいるし。

 ミヤマダイコンの葉がピンクになっていてちょっと可愛い(

ガスと風が強いのでなんだろう。風情?

沢の周りは冷えやすいのか北斜面でも特に紅葉が強い。

二ノ鎖小屋に手荒いようと称して沢の水が引かれていました。これは泊まりにも便利。凍結するかもだけど。

お山は見えそうにない。どうかなー 10時かさもなきゃ15時ぐらいには晴れそうなのだが。瓶ヶ森どうしようかなー

北壁の下のトラバースで登っている方が歓声を上げる。お山と青空が覗いたらしい。これはひょっとして思ったより早くガスが抜ける?

大きくしないと見えない画面中央、御塔石。

東稜基部付近で振り返ると一瞬ガスが抜けるがすぐにベールがかかる。これはガス抜けそうだね! 瓶ヶ森に行ってみよう!!

 紅葉するのはツツジの一部とカエデ系、ナナカマドがやっぱり有名。赤くなるからね。
跡で調べようかと思ったらちょうどいいものが。なるほどなー イタヤカエデが多いのかな?

しかし登山者が切れない。昨日の夜中には10台ほどあった車の大半は夜明けと共に登り始めたらしい。しかし御山開きかっていうぐらいの人が登ってくる。秋の行楽。しかしジーンズを履いた男性だけのパーティーはどうして紅葉みようぜって流れになったのが非常に謎が深い…… 明け方は-1度でしたが現在4度。少しずつ暑さを感じてくる。あの立派な尾根がなんの尾根でしょうね?

 足下に秋の花リンドウ。四国の山にはアサマリンドウとリンドウが多いらしいですよ。

 あまり通らない国民宿舎方面へ道をとる。道の手入れがされている。手入れが必要な踏まれ具合だという反面、手入れがされているというのは実はすごくありがたい事だなぁと。

今年の晩夏はなんだかんだでキレンゲショウマを追いかけていたけれど、国民宿舎横の株とやらを発見。というか普通にある。そして種がなっている。花も沢山なるけれど種もけっこうなるのね(゚∀゚ ) ただどうしても気温の問題があるから下界でみたキレンゲショウマはだいたい痛々しい……

 初めて土小屋にはいってみたのだけれど。重ねて重ねていうなら開いている時間に通ったんだけど、というか中で御札売っているのね。御簾がかかっているが果たしてこれは御神体なんだろうか。そもそも山小屋って林業小屋からスタートじゃないのとかどうでもいいことを思う。わりと日本人って手軽に分社作るイメージがある。

 下の駐車場に止める方がでるぐらいに駐車場は大混雑\(^o^)/ 11月ぐらいにもう一度来たいのよなぁ……そっちは天気との相談だけれども。

 と、いうことで、途切れない避けない対向車に悪態をつきつつ瓶ヶ森に着いたよ。ここで小一時間潰せばさらに対向車も減るだろう。。。。

 あれは自念子の頭方面。頭というのは谷の源頭だという説を目にしたんだけど、個人的には山頂とはされなかった主尾根の小ピーク、という方が据わりが良い。スンスンスーンしたくて来るのか多い。

 山頂方面もガスが抜けつつある。これは重畳!

 青空になった! それなりに深い青! いいじゃないか!!

 男山方面。こっちから登る経験は実は少ないんですが、わりと近くて良いね。一番歩きにくいのは鎖場経由だけど(ノ∀` )

 ぉ。石鎚も雲海の上に晴れた! そうかー 7時半ぐらいに登り始めた人が当たりかー

 撮れる時に撮っておく。これもお山の哲学ですね。けっこう絞っているんだけど、ベタピンとまではならない。このレンズの特性なのかな?

 右隅に白石小屋跡。白石小屋もここは廃業らしい。昔昔のガイドブック読むの好きなんですけど、昔の登山って泊まりありきなんですよね。だいたい2泊ぐらいする。山にいくから仕事を休んでいたりする。いいなー そんな時代いいなー( ´∀`) 瓶ヶ森だと西之川が基準なんですよね。そこまではバスがあったから。東之川まで来たのはその後だけど、それも廃線になったから。だから名古瀬の道は遠いし、東之川新道はすてきだったんですねー

 写真も細かい話しをしたらテクニックだとか構図だとか有ると思うんですけど、私はまずは私の好みというものを模索しているレベルだからあえて気にしていないです。情報伝達手段の多いこのご時世。ケセラセラでもいーじゃない。マニュアルピントにしてみると、いっそ雑に決められる( いや、画面で確認しきれないから。そこのところだけでもう少し良いカメラが欲しい気もする。満足してますが。

 気が付けばわりと露出絞ってて、後で見るとちょっと暗め(

 広角はこのセンサーサイズだとわりとゆがむので難しい。今日は単眼で勝負してますよ!!

 男山からの石鎚。そろそろ雲海の石鎚もいいけど歩こう

 女山方面は紅葉っていう感じ。コメツツジは赤というか茶色ですけどね。

 天気が良すぎて、男山に振り返ると光量悪くない。大きく向きを変えるときは露出も変えないといけないなぁ。こんな天気のいい稜線歩きすること、滅多にないから(

ピークが見えてきた。秋の終わりだし笹の緑も濃い。

 今日のこれからは石鎚山頂は晴れるのかな? ちょっと予想と違いすぎるのもなにやら釈然としないけど。

 山頂に着いた!

はるか下に見えるは大保子谷。大保子谷から見上げると亀ヶ森なのか瓶ヶ森なのか言葉では伝わらないなぁ。

 石鎚はまだ雲海。でも雲がまばらになってきた。晴れるの? 抜けるとしても昼からだと思ってたのに?

 ちょっと道を探すと撮影スポットだったらしい。確かにこんな構図見たこと有る気がする(

しかし瓶ヶ森のこの素晴らしさを写真に写し取るのはめっちゃ難しい。広角か。やっぱり広角準備が瓶ヶ森には必要なのか。

 この構図はポスターになりそうだなぁとかショーも無い事を思う。

 筒上の独特な形がいい味だしている?

 このあと再び石鎚はガスに飲まれました。10時台30分程の幸運だったらしい。

 今日の青空マックスを残そうとおもったらこっちもうっすらガスが登ってきた。

 クロツルだかの蔓がちょっと邪魔だがw

しかし全体的に樹木の割合が増している気がする。笹の勢力がちょっと落ちている? 以前の笹枯れからそろそろ60年ぐらいになるのか、私が生きているうちに瓶ヶ森から笹が隠れる時が来るのかもしれない。

 ふーむ。最後のが一番味がある?

凄く堪能できました。気温は夜明け-1度~最終的に10度ぐらいまで。防寒対策が必要ですね。11月の紅葉であと何ヶ所か歩きたいけど、そろそろ秋の縦走シーズン。そして冬山がまた始まりますねー

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