続・だらだら山歩き

散策 201910

中ノ川集落跡から今日も散策です。



これはまるまるとしたシカフン。この辺りはこの法皇山脈周辺では比較的野生の残った場所とされていました。今はもう鹿鹿天国と思われます。

道が消滅して尾根に向けてねじ上がったところでコムラサキ発見。

鉄塔に遭遇。やはり鉄塔自体は現役みたいです。保線路としては怪しいですけれども。。。

保線の為に倒されたと言うよりは倒れてしまったようです。日が差して気分があがります。超至近距離で鹿の警告音。すごい音!(; ̄Д ̄)

生えてる斜面には大量なんですけど、タラの芽を取られるタラノキです。うちではオニグイと呼ばれていましたが。セツブンの鰯柊に巻き付けて飾ってましたがこれも地域性なんですね。2~4mぐらいになる低木ですがここは4m弱ぐらいでしょうか。

花のようで花でなさそうななにかが落ちています。

今年最後でしょうかレイジンソウ

曇り模様だったから稜線にいかない山歩きだったんですが日が差します。天気が優先できない人は天気はあんまり気にしませんよね? ね? ね?
そして日が差したら余計に道がわかりにくく。。。

稜線が近付いて味がある道に。

鉄塔が続くということはやはり保線路なんでしょうか

鉄塔の下から法皇山脈が見られます。左の角が二ツ岳。右の角がイワカガミ岳。だと思います。

遠く土居の町が見られます。

まぁ廃道で鉄塔のないところに残っているのも見たことがあるのでこれがあれば大丈夫とはいえませんが保線路。保線路以外の道もあるようになっていますが???

雑木が折られています。これは保林行為なんですね。珍しい光景です。

また鉄塔です。

ちなみにもうバテバテです

大きな道にそって歩きます。

小屋がありました。現役の造林小屋?

裏にまわると扉が壊れていました。中は黴黴。現役ではないようですね。昔はこういった造林小屋がそこかしこにあって登山者は小屋を借りて一晩過ごしたりしたようです。昭和40ぐらいまでの登山記録ですけど。

ちなみに、小屋は順路の反対にありまして、そのまま下ると行き止まりでした。小屋をみログ途中の垂れた道がそうです。

あまり薮ってても怖いですけど。

こうして見返すと安心できる道ですが、歩いて居るときはわりと不安まみれです。

また鉄塔。これが稜線のやつだったと思います。

縦走路は綺麗です。どこまで綺麗なのかは分かりませんが。。。

もう一つの鉄塔に到着。

鉄塔がすごく低く、使われている鉄材も驚くほど小さいです。

少し歩いてみましたが赤星山にいく縦走路が自信がもてません。多分時間が厳しいので降りるとします。普通の道なら余裕があるのですが、行きぐらい薄ければ帰りの時間が厳しいかなぁ?

トリカブトの種を発見。

今年も紅葉は弱そうです。

保線路らしきものが発見できません。このテープは境界線なのか、保線のためのマークなのか、よく分かりませんが薄いものをたどって降ります。

薄いながらも鉄塔発見。一応保線路のような。

あれが赤星山、だろうとは思います。いい景色!

アザミってどこでも見られるし、薮歩きしているとチクチクして嫌なんですが、いくつか種類があることを最近知りました。これは恐らくイシズチウスバアザミという四国固有種。

保線路の下を歩き進みます。

水の多い谷でイノシシに逃げられます(







赤石山系で見るタイプのしっかりした橋です。思ったより存在価値のある道なの?

昔は炭焼きかなにかで使われていたんでしょうか。

遠くの水辺でイワタバコが見えます。なんだかこの一年で気になる植物になりました。

アケボノソウ。すごい数の蕾です。昔は味のある花だと思っていましたが、僻地で出会うこいつらはわりと大きく成長していて存在感が強いです。ちなみに道をロストして無理矢理ねじ上がったらまた道に出ました(

多分ここまではなんとなく鉄塔を目指せばなんとかなります。ちなみに寛いでいたシカが鉄塔に角をぶつけすごい音がしました。

わりと小さい範囲でじたばたしているので景色は変わりませんが夕日になりつつあります。私の見立てではここから早くて1時間、はまると2時間です( ´д`ll)

保線路の端に多数に枝分かれした木が。ヌシ扱いされていたんでしょうか。

でかいキノコです。これで15cmぐらいあります。

まだ保線路のようです( ´∀`) 道が薄くていつロストしても不思議はありません。

すっかり西日の鉄塔になってしまいました。日のあるうちに車まで戻るのは難しそうです。

何か咲いています。

これはひょっとして登りでも見つけたもの? と、思って調べてみたらクサギという陽です。臭木でクサギ。臭うらしいです。

まだまだ遠いです。

困った。

なんでとったやつでしょうか。この後道らしいところに出会ったり、失ったり、、、

最後の写真がこれです。光量的にね!
で、ヘッドライトを付けて道を探すのですが、あれ? 道がわからん。。。というかんじで降り始めましたがまもなく道を完全にロスト。

と、いうことで、最後の鉄塔周りの道はよくわかりません。特に最後のラインは道もさがさず150m程斜面をむりやり降りました。途中までであれば超自然の中の道。また途中までは歩くような気がします。稜線まではあんまり心が揺れません( ´∀`)
登りも下りも道が怪しいですが、特に下りに使った道は道なき道でもいいやと思った方が時間のゆとりをもってあたるべき道でした。登りは732m地点への尾根道が無理矢理です。

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