と、いうことで唐岬の滝入り口に到着。どうも入り口がよく分からなかったのだけどなんとかなるだろう?
昔は松山から横河原まで汽車なりで移動してそこから徒歩、時代が下ればバスという事だったらしいのです。今だと松山市内から1時間半も見ておけばなんとかなるでしょうか? 逆に言うと小旅行をするにも大変になったと(?
道の脇に登山口。多分これじゃないかなーと思ってます。
思ったよりは笹が元気ですが、これは数年ぐらい本気では手がはいってないかな? と思っていたら分岐。おかしい。西に行きたいのにこれは本道にしか見えない?
あえて右手に進むもこんな道
ギンバイソウが沢山ありました。
しかしギンバイソウはツボミが一番綺麗ではなかろうか? で、この後30分程道を探したのですが確証が持てず。これって割と大切なんですよねー 数m乗り違えたら無駄に疲れるんですよねー
と、この辺で諦め無理矢理に対岸にある林道に出る。 あれこれ唐岬の滝の入り口じゃないか? これで分からなければ今日はもう帰ろう(゚∀゚ )
ギンバイソウは大きな花がびょんびょん伸びるのね。
林道を上ると滝があった。わぁ。全然違う(ノ∀` )
とりあえず車に戻って地図を見てみようと思って戻っていると、林道の枝道の様だ。
あれ? テープがある。ひょっとして?
ドクダミの方が綺麗なんじゃ無いかと思って歩く。
けっこう歩かれていたみたいで道はしっかりしているんだけど、いかんせん倒木が多くて非常に無駄に疲れる。足上げ弱いのです。
一応道がみえるでしょう?
これアケボノソウですね。けっこう大株が車道からこんなに近くに。薮ってるけど。
なにかとおもったらこれ今気付いたんですがヌスビトハギですかね?
なんだか味のあるツルアジサイ?
これは久しぶりに遭遇しましたツチアケビ
ショウキランも今日は咲いている
何かと思ったら放棄された重機(; ̄Д ̄)
これから行く道。微妙に取った高度をどんどん失っていきそうな道だ。まぁ谷に向かうとそうなるよね……
コレ見たこともイメージもないと思ったんですけど、オカトラノオの花期の終わりみたいですね。残念!
まだ下ってるー (ノ∀` )
諦めムードで仲良し5兄弟?
これ何の実ですかね? どっちみちイガイガ系で登山道の近くには欲しくないけれど。
沢に降りてきました。明確な印があるのでコースではある様子。
対岸の赤テープを頼りに上がると道がない? しばらく回りを見回しているとちょっと下に道がある。なんでや!?
やり返して下がってみるとマークがある。無駄に体力を使った(ノ∀` ) この道は皆さんの記録だと下りに使われているケースが多いんですよねー まぁ無駄に歩いて居るのでそれはそうなんだろうけど、いわばサブルート。だから枯れ気味なのかと思って歩いていましたよ。
この間見たい奴ですかね?
で、まぁこんな道になって
ぉー 手ぶれしとるな
顔までの薮は夏にやっちゃだめだよねと自分で思いながら(ノ∀` ) あ、これは白猪の滝からの道に繋がったところですね。これ下山で使ったら、高確率で気付かないだろうなぁ。。。
ナルコユリの大株の、実。なかなか鳴子です
これはヤブレガサっぽいですね。
ヤブレガサっぽいのからの花
状況はかなりよくなっています。
なにやら人の痕跡が。
峠から向こうは昔街道だと分県ガイドだかにあったきがしますが、この辺りも昔の拠点というか道の跡っぽいですね。
立派な垣
あー これは茶屋とかいうレベルより大きい何かがあったような感じですね。
なぜかこの辺りはサンショウの芽がいっぱい出ていたのです。
道はこんな感じ。割とハイキングによさそうだけど、それいいだしたら皿ヶ峰のほうがもっといいんだろうなぁ。だからこんな感じに。
この辺りは非常に小鳥が多かったです。
合流点に飛び出ました
結局峠ってどこじゃ。みたいな案内看板。
少し下って広い場所が。つまりこの辺りが昔街道における休憩ポイント白猪峠だったんでしょう。
あれが石墨山なのかなぁ?
さて稜線に出たのであとはひたひた東に歩くだけ。なんだか西に歩いて東に歩く。ちょっと不毛な気がしなくもない( ´∀`)
地図上の1201.5mポイントと思われる三角点。なんか半端だなぁと思っていたんですが、どうもこれ白猪山山頂らしい( ´∀`)<カエッテキテカラシラベタンデスケドネ
右手に林道跡らしき広い筋が。帰って調べたらおよそ10年程前に通した林道らしい。所行無情。
いかつい体躯に小さな葉っぱの松系だいらした。
はかない感じの花びらですが、多分ヤマボウシでしょうか。
やるな東温市! 西条市も山岳を観光の一つにするのならこういうところを頑張って欲しい。瓶ヶ森林道は高知営林局と寺川村の功績だと思っている。
そういえば高度が1200を越えるとだいたいの山は自然相が出ますね。この辺は雑木林なんですね?
ブナ系?
! あれ、法師山が縦走路から外れているのか。。。 どうしようかと思ったけど100m程ですしちょっと寄ってみますか。
と、言うことで到着。ここでいう法師は赤鬼法性院というらしく
石墨山に奉られているという説もあるようですし、別の権現様が奉られている?ような感じもあってはっきりわかりませんが、だから一つ下がってコチラに奉られた、とか有りそうですよね。大蛇退治と、落石?から村を守ったと、定を行って無くなったという伝説に出会います。この写真、人工物の気配はあるなと思ったんですけど、なにかの石碑だったのかもしれないとエントツ山さんの記録を見て。
あれが石墨山なんですかねー? この日はちょっと涼しかったのですがやっぱり夏場はバテやすい。汗が多いから気持ちの上でも疲れるんですかね?
ササユリ発見! 花はないけど!
木陰が強くなると道の残り状態も良くなるわけで。
ヒヨドリバナというらしいです。
ぉ? あれは最近よく見る鞍瀬の頭ですね。ということは、手前の膨らみが堂ヶ森か。そして石鎚は雲の中と。
東温の町並みが綺麗です。
それは生活そのものだから綺麗もなにもないという話しにはなるけれど。
石墨分かれ到着
もちろん看板もあります
あれ? 本道を歩けば快適なのかと思ったら? ら? 写真はきっと今日の下山路です。
なんだかカッコイイ感じに石鎚が見えました。堂ヶ森から見るより山塊としては迫力がありますね、というか五代の森の峰もいつかいきたい。
雲の感じもカッコイイのですが、刻一刻と形を変えていきます。
反対にも東温の町が
信仰のお山ということで状態はいいはずなんですが、変わらず雑木林です。
あれがそうなの?
展望岩場。思ったより小さいです。
笹で濡れた足下をしばし乾かします。どうせすぐ濡れますが。石鎚までこんなに遠い。昔の北川先生の記録にバスが通るまでは横河原から面河まで1日か1日半かかけてひたひた歩く。これが嫌だった、みたいな記録が有った気がします。面河で一泊して石鎚。すげぇ。メインは面河道になりますし、そらー めっちゃ好きとは言いがたいですね。アクセス的。
雲の影が濃く掛かっています。夏ですねー
よく見れば大ブナとは言えませんが、これたぶんブナですね
到着!
なるほどこのパイプであろう奴は良い考えですね。
誰かの残した気温計もだいぶんぼろぼろ。21度らしいです。
反対が参道だと思うんですが、今は人の通りも少なくなったのか良くある光景ですね。
さぁ帰ろう!
遠く向こうに松山市街らしきものが見えます。
これはクッソ急斜面の黒粘土登山道が落ち着いたころの写真です。いい感じ!
こういう人工林との境にある道が一番強いし歩いて居て気持ち良いケースが多いですね。
というてたら道が荒れてきましたよ?
顔までの笹は嫌だー 数年はみっちり手を入れてはない様子。このあたりも東温アルプス整備計画で綺麗になったらしいので人で不足ってことですかね?
思ったよりくたびれた東温高校小屋。ちなみに使えません。
1.0デスヨネ(゚∀゚ )
学生が組んだんでしょうか? しかし使われなくなって久しそう。
………! なるほど! この植えるだけ植えて放置されたっぽい謎の林を実習として作るためだったのか! や、想像ですけど。色々腑に落ちるなぁ。ここからはメインロードの一つだろうし快適に帰れるに違いない。
と、思っていたんですが、ここからがいよいよ薮(゚∀゚ )
割石ってどこにあったんだろう ※唐岬登山口から小屋までの間だったようです。
薮が酷い。というか、途中から木の枝が張り出してきて道を圧迫している。久しぶりにこんな薮を歩いた。道があるから別にいいけれど。
ウツボグサですかね。
ようやく落ち着いてきた。
ツクバネソウはなんだかんだで一年中存在していますね?
チゴユリですかね?
これどこに繋がるんやろう? と、思ったら向かいは以前に歩いた黒森峠の口。なるほど、峠をぶちぬいて現在の峠があるらしい。そらそうか。
登り口は反対と同じく久万側でした。ここからデポした自転車で車まで戻ります。
やっぱり!
そんなに厳しい予定で挑まなかったんですが、道をさぐりさぐりで結局全行程で6時間かかっています。迷うほどの道はなかったんですけど、初見の道はやっぱり遅めですねー(ノ∀` )
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