登りはじめからなんとなく思っていた。なんかしんどい( ´д`ll) そして暑い。ちなみに登りはじめ気温は22度。
途中で遠くに見えた鉄塔。多分あれは目指す途中の途中にある鉄塔。めっちゃ遠い……
しかもほぼ無風。谷筋に来るとすこし冷たい風が通るのが幸せ。
これは分岐ではなさそう。四国電力標識1
昔見た火のような幼生はこれなのかな?
谷を渡る点でついに腰を下ろす( ´д`ll) 暑すぎる、あと身体が重い。荷物も重い。。。このままもうすこしぼーっとして帰ったら最高の休日といえるのではないだろうか、とかどうでも良いことを思う。
わりと新しいエビフライがいくつか。近くに巣があるのかな?
まもなく2本目の四国電力標識。
見上げるとテープ。なるほど。ここがそうなんですね。
これが権現越分岐だったらしい。もっとも今の権現越は鉄塔保線ととして残っているのでちょっと違う。
もうここが今日の最高点でもいいかなーと思いながらもまた休む。寝不足なのか、急な暑さにやられているのか、いつもより重いからか、全部か( ´д`ll) 今日の行程は大分時間の余裕を見ているのでまだ大丈夫。むしろ真っ暗の中降りた方が涼しいのかな……なんて駄目な感じ。
沢登りって、いいですよねー。私はロープワークとか知らないんですけど。
鉄塔1本目
何の実?
鉄塔2本目。多分あのピークが権現山。見た感じそんなに遠くないけど今日は足が重すぎる。。。
直登の道もトラバース気味の道もどちらも身体が嫌がっている( ´д`ll) 橄欖岩に見えるけど、角閃岩なんですかね?
鉄塔3本目
赤い岩肌が見える。東赤石山。
ガスが上がってきた。涼しくなったら嬉しいのだが、権現原にも人はいない。
鉄塔4本目と権現岩。写真の鉄塔は尾根の鉄塔だから違います。
夏の花なイメージになった。
ようやく稜線まであがりました。鹿の足跡が泥についていたり。そしてこの茂みが、縦走路\(^o^)/
多分権現山? 権現越から我蔵越までのルートは愛媛で一番難しいルートと物の本には書いてある。理由はエスケープルートがない。水場がない。薮が酷い。そもそもただの一度も登山道として本格整備された事が無い。という事である。
もう8月ぐらいの花に変わったんですねぇ。ということはシコクギボシもう終わる頃か。。。。
まぁ薮薮。暑い、かつ虫がうざい( ´д`ll) 薮歩きだと防虫ネットは使えない。使っても居ないけど\(^o^)/
まえはもっと薮薮していた気がするけれど、薮に入る人の心境というか、気持ちほど整備する人がちょくちょく居るのであろう。この辺りから天気が崩れて雨が降り始める。
笹はやはりほぼ全区間で枯れている。縦走するなら早めがチャンスかもしれない。そしてまさかの登山者と遭遇。トレランスタイルで見るからに軽快そう。お話を聞くと、朝床鍋の下に車を置いて、徒歩で我蔵越えまで行っての縦走終盤らしい。めっちゃ早い\(^o^)/ 権現越から降りる予定だという事だったので、保線路から降りた方が楽だと伝える。こうしていにしえの道がまた薄くなっていく。。。。 でも権現越からの道は橋が2ヶ所落ちていて雨が降るとちょっと危ない
二本石分岐の標識。ちゃんと残っているんですね。いやもう、30mぐらいの小ピークをいくつかまたぐんですが、30mって言えば10階建ての建物やん用も無いのに何往復もするわけないやんと苦労する( ´д`ll)
二本石。二本石という名前は二ツ岳と同じく二ツのピークが並び立っているからである。古くは天狗岳という名前があったらしいのだけれど、そもそもここまで山深くなったら多分地元の人にとってもどうでいい無名のピークだったのではないかと妄想する。
崖をのぞき込むと崩壊したりもしている。険しい。伊藤さんの本にはクライミングの練習場であるとあったがそもそもここまで来るのが楽では無い|ω・)
今年の擬宝珠はこれだけかな?
なにやら崖のくぼみに咲いている。
そしてこの崖下に咲いた1株を探してわざわざ来たわけである。ぱっと見株自体がない。今年は花期が遅かったが梅雨も長かったからかもしれないが、平均気温も上がっているだろうしいよいよ石鎚にしか咲かない花になってしまうのだろうか。またタイミングがあったら来たいかな?
あの奥が恐らく黒岳だろう。地図上だとすぐだし歩けば30分とかなんだろうけど、往復の時間を考えたらもう体力がない( ´д`ll)
すごく大量の抜け殻。こぶのところのオーバーハングで止まって羽化する様で、上にも下にもあるがこぶの強いここで大量に固まっている
下りもすごく休み休み下る。うーん。こんなにメロメロな日も珍しい気がするのだが。。。 やっぱり慣れていない道は余計に疲れるしのんびり歩きと行きたいものである。
権現越方面の情報を集めていると出てくるガーネット。写真の赤いのが多分それである。ゲーネットがあるんだよ! が先に立ってその後の情報に出会い難いのだが、この辺りの地層はガーネットが出るぐらいには深いが、大きなガーネットが取れるほどには深くなかったそうで、この辺りから出るのは1mに満たないサイズであると既に調査されている。東赤石のクロムを含む橄欖岩の様に見られたらラッキーぐらいの物である。
日の有る内に帰ってこれて感謝感謝。しかし今日は休み合間に歩くぐらいの勢いだった( ´д`ll)
下から、権現越分岐、鉄塔1、2,3,4である。
次回の山歩きはもうちょっと寝て挑もう\(^o^)/
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