めっちゃ寄らないといけないなこれ( ´∀`) 黒滝神社といえば、
石鎚と黒滝の神様は兄妹の関係で昔から兄妹喧嘩が絶えず、あるとき石合
戦をしたとき、黒滝さんが投げた石は石鎚さんの庭まで届き、石鎚さんの
投げた石は黒滝さんの拝殿から奥へ1kmのところの大夫池まで届いて神域
を侵したため、以後決定的に敵対関係になってしまったそうです。
そのため田滝の人は、石鎚山に登ったら石鎚大神に鎖から投げられるとの
理由で参拝はしない習わしとなっているそうです。
というのがあります。
ここも社叢でしょうから、当然大木が一杯。注連縄がしてあります。木に括ると木を傷めるからこういうのも意図してかは分かりませんがいいですね。
明治19年に奉納されたらしい狛犬阿
同じく呍。昔のカメラにはAFなんてなかっただろうし、もう感性の勝負だな。昔の人は自分を押し通す力が強いのか、というどうでも良いことをこの辺で考えていました。
わりと新しい碑でしたが、今の時代に一部ぶちあたりますね。一番寂しい事……
「お山へ行こう」さんでも書かれていました、本殿がないんですね。なるほど遙拝殿。
かっこいい。というかお金が掛かっている気がする社屋。とても信仰が厚い神様なのでしょう。
しかし白抜けしやすいなぁ。。。 わりと繊細さんですね。
まぁ雰囲気が伝わればいいかな( ´∀`)
すぐ奥にあるのは山之神神社らしいです。もう一つおとなりのお社はなんでしょか? 分かりません。山之神様を調べてみると大山祇神社の末社になるようですね。愛媛県が誇る二大神社の一つ伊予三島の大山祇神社は山関係にはかなりの確率で奉られています。部門の神様として有名。
今日はレンズの確認もあるのででかい写真が意味も無く失礼しまして、黒滝遙拝殿の右を抜け、瀬戸内海サーキット、この日は静かでしたがけっこう有名スポットみたいですね。を、さらに抜け、採石場のど真ん中を突っ切り、農園跡か?とか思ったら帰りに「はっきり農園」さんの看板を確認。ここに車で看板上がってた所やん!! をさらに通過し、タイヤが滑ったところで諦めました( ´∀`)
ヒメウツギでしょうか。めっちゃ寄る必要がありますが綺麗に撮れてるなぁ。風でめっちゃ木がざわざわしてたんですが。
まだまだ道は続きます。よく愛された神社なんですね。
テンナンショウ系なのは間違いないですが、こんなに首が長い奴普段あんまり見ません(゚∀゚ )
黒滝神社の文字が。
トイレがありました。どうも道は間違っていなかったようです。
とても古い碑です。黒瀧神社本殿是と書いてあります。昔の石碑は加工しやすい石を加工していたので時代が古くなるとはっきり読みにくくなります。。。
そのすぐ先にまた碑があります。右、え? 右、ですと??? つまりはこの斜面を上がれと。。。
黒滝神社の社叢は丹原町指定の天然記念物らしいです。そこかしこに大木があります。
解放だとやっぱりピントが薄いですね。
ほんまかいなと思いながらもよじ登ると鳥居が。
ちょっと遠くに思ったら鳥居がだいぶ浅くすぐそこでした。ストックを比較に撮させてもらいましたが、鳥居を潜るのは150cmぐらいですかね? こんな大鳥居を。鳥居があると言うことはここから神域という事でしょうね。
いやいやいやいや、黒滝神社のレポートはいずれも本物の登山だった。舐めてた。みたいな感じなんですが、冗談抜きに凄い傾斜です。道? と、獣道と、水道が交差しまくって、なにより凄い傾斜です。そのすごさという事には、一歩踏み出すとわりと太ももが90度以上上がっています。雨の日は止めた方がいいですねこれ(ノ∀` )
登りはじめにはフジの花びらが散っていました。まぁ傾斜が強すぎて植物は基本育てないよね!?
右を見ても
左を見てもすごい大木が点在しています。
この大木も凄い歴史を持っていたんだろうなぁ。
トト○に使われそうなすごい大木です。「お山へ行こう」さんのレポートを読むに、西条市の巨木30選に選ばれているウラジロガシだそうです。その本自体は図書館で目を通した記憶がありますがががががが
なんかぼこぼこの木がありました。これは自然のものなの?
すごく大きい杉がありました。私はまったく知らなかったのですが、杉は神様の体毛だったりするそうで、高天原から地上に行き来する道でもあるそうです。確かにまっすぐまっすぐに伸びる様は天を目指していると思えます。
実はカメラストラップを忘れていて途中まで手に持って上がっていたんですが、あまりにも道が薄くて途中でしまっていました。それぐらい道は歩きやすいモノではないです。おおきな倒木の横に灯籠が。ということは着いたかな?
この巨石が投げられたものか!? と、思いきや、これは雨乞いの際に動いた逸話がある石らしいです。説明が抜けていましたが、黒滝神社は雨乞いの神社です。田滝地区は地下水に乏しく再三水不足に困ったそうですが、この神に雨を祈り、祈りは天に通じたらしいです。山歩いて居ると、雨が降る周期があるのはなんとなく感じます。そう言ってしまえばソレまでですが、お山の神様はわりと雨乞いと密接です。
ネット上ではこの倒木は倒れ居ていなかったのですがががが。
ずっと昔ここで雨乞いをしていたんでしょうねぇ。
立派な石垣の上に立派な拝殿が。
ほうほう。40年ものなのか。こんな山中と思えばすごく立派ですが、けっこうくたびれてきている様子。
とても可愛らしい手水台。してみると、赤石山脈の権現様のところのは恐ろしいですね(゚∀゚ )
皆さんの写真と比べるといくばくか色あせた拝殿内。芳名帳もありましたが、もうノートは一杯でした。今度もし行くことがあればノート一冊持ってあがりたいですね。令和2年の記載もありましたよ。
本殿の扉が壊れておりまして中に失礼してなんとかそれっぽくしておきましたが、軒板が一枚不自然にはがれていて、なんとなく獣の住処になっている気配。なんとなくもの悲しい。。。
虫食い穴とかもけっこうあったり、めっちゃいっぱい落書きがあったり、それもまた人らしさなのかな。。。 楽々なら黒滝山まで上がってみようと思っていたんですが、けっこう急だったし、そろそろ雨も降りそうだし(ノ∀` ) 帰ります。
降りて1枚。
大量の杖を発見。
あんまりにも登りにくかったので、砂防ダムの方へ歩いてみると、鳥居の上ぐらいに合流。なるほど、これが最近の参拝道かな?
これは帰りながらの一枚。はっきり農園さんでしょうか。かなり遊び心を感じる景色が広がっています。いい季節にまた来てみるのもいいかな\(^o^)/
と、いうことでログ。林道をずっと歩いて、地図上で分岐のあるあたりが本来の登り口。左に膨らんでいるのが砂防ダムからの道。地図上の道は恐らくですが、砂防ダムを建設する必要を感じた大崩壊で飲まれてしまったんですかね。。。
途中片手でかなり遅かったと思いますが、今回は私は登り40分。下り20分の様です。本当に雨上がりは怖そうデスヨ
さて、妹神様とはいったい!? という事ですが
伊弉冊尊(いざなみのみこと)
菊理姫神(くくりひめのかみ)
速玉男神(はやたまのをのかみ)
事解男神(ことさかのをのかみ)
闇於加美神(くらおかみのかみ)
人霊
黒滝神社にはこの六柱が奉られているそうです。
国作りの神様、黄泉にいた神様、別れの際に唾から生まれた神様、同じく掃いた時に生まれた神様、カグツチの血から生まれた神様。なにやら分かれに関係する暗い一面を思わせる神様が集合していますが、日本は表裏一体的に考えますしね? 妹神様はこれでは判明しませんが、何かが奉られているのかも分かりませんが日々の平穏を祈るしか他なりません。あなかしこあなかしこー この土地にも熊野修験道のなにかしらの影響がある、と考えた方が綺麗なのかもしれません。滝は瀧と同義ですが、水神様が奉られた場所によく用いられている気がします。滝は竜なのに、虹は虫なのがこれまた不思議ですよねー( ´∀`) あ、虫はもともとヘビも含んでいたからというのは知っていますよb
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